Home > Tutorial > Lesson 5 |
|
タイプ1のループのスケルトン(骨組み)を理解しておきましょう. フローチャートで書くと次のようになります.
何回繰り返すかを数えるためのレジスタをカウンタと呼びます.最初にカウンタの値を初期化し,繰り返し部分を実行します.最後にカウンタの値と繰り返し回数を比較し,繰り返し回数に至っていない場合は繰り返し部分に戻ります.
前のページにあったプログラムのスケルトン部分を以下に示します. 上の図と同じ形に見えるまで,色をヒントに対応付けをしてみましょう.
LAD | GR1,0 | ;カウンタの初期値を設定 | |
LOOP | : | ||
;繰り返し | 処理をする部分 | ||
: | |||
ADDA | GR1,C1 | カウンタの増加 | |
CPA | GR1,N | ;カウンタと繰り返し回数を比較 | |
JMI | LOOP | ;条件によってLOOPへ分岐 |
下のプログラムから,上で見てきたスケルトンの構造を見つけられるようになりましょう.
LP1 START LAD GR1,0 ;GR1の初期値を0とする LOOP LD GR2,GR1 LD GR3,GR2 LD GR4,GR3 ADDA GR1,C1 ;GR1を1増やす CPA GR1,N JMI LOOP RET N DC 3 C1 DC 1 END