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ここでもう一度,プログラムの書き方を整理しておきましょう.
CASLUプログラムには「縦の構造」と「横の構造」があります.
CASLUプログラムは,アセンブラ命令STARTで始まり,アセンブラ命令ENDで終わります.これが1つのプログラム単位になり,いくつかのプログラム単位を縦につなぐことができます.アセンブラ命令STARTには名前(ラベル)を付けることができ,これを外から参照できます.
この授業で扱うCASLUプログラムのほとんどは,以下のような縦の構造を持ちます.
PRG START
; この間にプログラムを書く
END
サブルーチンを利用したプログラムではこのような構造を持つプログラム単位を,次のように縦につなげることができるのです.
PRG1 START
; この間にある仕事をするプログラムを書く
END
PRG2 START
; この間に別の仕事をするプログラムを書く
END
PRG3 START
; この間にさらに別の仕事をするプログラムを書く
END
横の構造は,1つの命令をラベル欄,命令コード欄,オペランド欄,注釈欄に分けて書くことを示します.それぞれの欄の間はタブで区切るのが普通です.前に出てきたCASLUプログラムを表形式に整えて書いてみます.
| ラベル欄 | 命令コード欄 | オペランド欄 | 注釈欄 |
| PRG | START | ||
| LD | GR1,AA | ||
| ADDA | GR1,BB | ||
| ST | GR1,CC | ||
| RET | |||
| AA | DC | 5 | |
| BB | DC | 6 | |
| CC | DS | 1 | ;答えの保存場所 |
| END |
実際にプログラムを書くときは,タブで間を空けるようにしましょう.