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プログラムの動作を追いかけてみましょう.プログラムを見て,そのプログラムがどのように動作するのかを説明できるようにならなければなりません.後でシミュレータを使いながら,学習を進めますが,まずはアセンブラの仕様書の説明を読みながら,プログラムの動作を追う練習をしましょう.
前に出てきた以下のプログラムの動作をトレースしましょう.
PRG START LD GR1,AA ADDA GR1,BB ST GR1,CC RET AA DC 5 BB DC 6 CC DS 1 END
(GR1)=不定値 (AA)= 5(000516) (BB)= 6(000616) (CC)=不定値
(GR1)= 5 (000516) (AA)= 5(000516) (BB)= 6(000616) (CC)=不定値
(AA)の内容がGR1にロードされてGR1の中身が5になりました.
(GR1)= 11 (000B16) (AA)= 5(000516) (BB)= 6(000616) (CC)=不定値
(GR1)=5 に (BB)=6 が算術加算されて,(GR1)=11 となりました.
(GR1)= 11 (000B16) (AA)= 5(000516) (BB)= 6(000616) (CC)=11(000B16)
(GR1)=11がCCに保存されて,(CC)=11となりました.
不定値というのは,何が入っているかわからないという意味です.実際には0が入っていたり,-1が入っていたりします.