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タイプ2のループのスケルトン(骨組み)を理解しておきましょう. フローチャートで書くと次のようになります.
タイプ2のプログラムでは,最初にカウンタと繰り返し回数の比較を行い,繰り返し回数に至っている場合は分岐をしてループを抜けます. まだ,繰り返し回数に至っていない場合は繰り返し処理部分を実行し,カウンタを増加させてから,無条件分岐で最初の比較と・条件分岐に戻ります.
前のページにあったプログラムのスケルトン部分を以下に示します. 上の図と同じ形に見えるまで,色をヒントに対応付けをしてみましょう.
LAD | GR1,0 | ;カウンタの初期値を設定 | |
LOOP | CPA | GR1,N | ;カウンタと繰り返し回数を比較 |
JZE | SKIP | ;条件によってSKIPへ分岐 | |
: | |||
;繰り返し | 処理をする部分 | ||
: | |||
ADDA | GR1,C1 | カウンタの増加 | |
JUMP | LOOP | ;LOOPへ無条件分岐 | |
SKIP |
下のプログラムから,上で見てきたスケルトンの構造を見つけられるようになりましょう.
LP2 START LAD GR1,0 ;GR1の初期値を0とする LOOP CPA GR1,N JZE SKIP LD GR2,GR1 LD GR3,GR2 LD GR4,GR3 ADDA GR1,C1 ;GR1を1増やす JUMP LOOP SKIP RET N DC 3 C1 DC 1 END