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今度は次のプログラムをWCASLUのCOMETモードで実行してみよう.このプログラムは前のページのプログラムと同じです.特に2つのLD命令のアドレス生成サイクルの違いをよく観察しましょう.
PRG START LAD GR1,1 LD GR2,AA LD GR3,AA,GR1 RET AA DC 3 DC 4 DC 5 END
LD GR2,AA はインデックス修飾を含みませんので,アドレス生成サイクルではAAのアドレスがそのまま送出されます.つまり002716が有効アドレスとなり,次の命令実行サイクルでは,002716番地の値がGR2にロードされます.
LD GR3,AA,GR1はGR1でインデックス修飾が行われますので,アドレス生成サイクルでは,AAのアドレスとGR1の内容がアドレス加算器で加算されます.その結果,ここでは002816が有効アドレスとなっています.次の命令実行サイクルでは002816番地の値,つまり4がGR3にロードされるわけです.