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2003.11.07

CASLU & COMETU

Lesson 6 インデックス修飾


インデックス修飾を含む命令の機械語表現 例題解説

例題

では,以下の命令を機械語表現にしてみましょう.ただし,DDというラベルがメモリの0008番地に割り当てられたと仮定してください.

		ADDA	GR0,DD,GR2

まず,命令部8ビット分をアセンブラ言語の仕様の参考資料(30ページ)の表で調べます.ADDA r1,adr,x という機械命令のOPです.(ADDA命令は2つありますが,命令語長が2の方です.) 主OPが2,副OPが0となっていますね.なので,この場合,命令部は20となります.
次に,レジスタ部はGR0なので,0です.修飾部はGR2が書かれていますので,2になります.
2語目はDDのアドレスである0008になります.従って,16進数で表現すると以下のようになります.

		2 0 0 2
		0 0 0 8

2進数で表すと,以下のようになります.

		0010 0000 0000 0010
		0000 0000 0000 1000